(※このページでは、未熟ながら団長を務めさせていただいている鷲見誠一が、気ままに日々の出来事を書いていきます。なるべく、音楽に関係することを書いていくつもりですが、たぶん脱線することもあるかと思います。その点、ご了承ください。)
先週末は2つのオペラ稽古がありました。まず土曜日は、山田耕筰作曲『黒船』の稽古。
このオペラの内容は、開国の時期に伝わる「唐人お吉」という話が基になっています。
詳しい内容はここでは書きませんが、私が演じる役は「伊佐新次郎」という人物で、書の達人だったようです。「幕末の三舟」といわれた山岡鉄舟、勝海舟、高橋泥舟の師であったようです。
私の生まれ故郷(静岡市清水区)には、「鉄舟寺」があり、私の住んでいた家のすぐ近くだったため、よく山を登って遊んでいたお寺です。鉄舟寺と言えば、山岡鉄舟。それは子供の頃からよく知っていました。その鉄舟さんの師匠である伊佐新次郎を演ずるとは、何とも頭が下がります。島田市にその伊佐のお墓と書碑があるようですので、近いうちにお参りに行ってこようと思います。(※演劇の世界では、実在の人物を演ずるときは、その人物にお墓参りに行くことが通例のようです。)
伊佐新次郎についてはこちら↓
法林寺と伊佐新次郎|一般社団法人島田市観光協会
さて、伊佐は領事館ハリスにお吉を奉公させるべく、説得した人物と言われています。
実は、このオペラの本番は今年の8月18日でして、このスケジュールが1年前に決まっていたため、今年の掛川合唱祭は、私は参加できませんm(__)m。
お知り合いで、もしご興味ある方がいれば、お声かけください!
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