この日も佐藤先生のご指導のもと、8月の掛川合唱祭の曲目を練習しました。
頂いた指導のポイントをいくつか記録しておきます。
『カルミナブラーナ』 22番
・105ページ すべての音をPaで歌うと、子音がはっきりするため、音質がキリっとする。
歌詞で歌ったときも、その感覚を忘れずに。特にM などの子音はモヤモヤしやすいが、Paのときと同じように、子音を弾く感じで。
・108ページ 男声の部分 歌詞の内容をよく意識して、音色をつくりましょう。あまり真面目過ぎないこと。
・112ページ cum cum の母音 ウ は、ややオに近く、深く発音すること。
・113ページ pereo の r はしっかり巻き舌にしましょう。
『私が歌う理由』
・この曲のように、ゆったりとなめらかに歌う曲の場合、子音を音符の頭より少し前に発音する感覚を持つことにより、音楽が流れていく。例えば冒頭の「わたしの」の w や、 sh など。
・「わたしが うたう わけは」のフレーズでは、「うたう」を言い直すように歌うこと。
・1段目の「いっぴきの」の前では、ブレスをしても良いが、なるべく「見えないブレス」で。
・11ページ 2段目 テノール 「仔ねこ」を強調して。 その後のテノール、バスのメロディーは、冒頭の女声から受け継ぐ形になっているので、やや前向きに歌っていくこと。
・12ページ1段目 3小節目の「いっぽんの」に向かって、しっかりクレッシェンドすること。
・「いっぽんの けやき」はノンブレスで歌うこと。
・13ページ2段目 「ひとりの」にはテヌートが付いているので、1つ1つ丁寧に歌うように。
以上です。来週も集中して練習しましょう!
そして引き続き、合唱団員募集中です。